Instagramに載せたことのあるかわいいお鍋。空冷vwのイベントで見つけた大きいお鍋と、リサイクルショップで見つけた中くらいのお鍋を持っています。ただ可愛いからって買って、持っているだけで使わないなんて宝の持ち腐れですから、ちゃんと使っています。

2つとも、レトロな花柄と色合いがとっても可愛くて華やかで、使う時にはつい『やっぱりこのお鍋可愛いなぁ~』と心の中で毎回呟いてしまいます。可愛いうえに焦げ付きにくいし、カレーのような匂いが強いものを作っても匂いがつかないのでとっても使い勝手がいいです。…せっかく素敵なアイテムを持っているのにこんなざっくりとした特徴しか知らないので、せっかくの機会にと思い特徴を調べてみました。

耐熱性・冷却性

金属の素地をガラス質で覆っている為、熱伝導が良く、お湯沸かしや料理に活用できます。冷却性も高いので保存に適しています。

耐食・耐酸

ほうろうは、酸、塩分に強い耐久性を持っています。

その為、貯蔵や醸造用に容器が使われることが多く、耐薬品性に優れている為、化学薬品などの製造時にも使われます。

美しい色合い

ガラス質に着色ができるので、美しい色合いと光沢を楽しめます。

焼き付けているので、変色することもありません。

非吸着

ほうろうの表面はガラスなので、非吸着性に優れています。

ガラス質は内容物と化学反応を起こすことがありません。

硬度が高く、汚れやにおいがつきにくい為、雑菌が繁殖しにくく清潔に保てます。

洗いやすくお手入れがしやすいのも特徴です。

安全性

鉄とガラスで出来ており、有害なものは含まれていない為、安心してお使いいただけます。

琺瑯のこと — 野田琺瑯

なるほど。酸、塩分に強いというのは知りませんでした。こういった長所があるからキッチンツールにたくさん使われてるんですね、琺瑯って。琺瑯の長所のページ以外にも野田琺瑯さんのサイトを見ていたのですが、素敵なキッチンツールがたくさんあって物欲を刺激されます…。危険だ…。

今回使ったお鍋は中くらいのサイズのお鍋。カボチャを丸々1つ買ったのでとりあえず半分を煮物に。 カボチャっを使うと彩りが良くなるし、煮ても焼いてもお菓子にしても美味しいので大好き。

半分にでもいいのであらかじめ切ってあるものを買えばそんなに大変ではありませんが、 丸ごとの状態からカボチャを調理していくのって大変なんですよね。 なんてったって、硬い…。切るのが大変でケガしかねないです。半分に切った後に皮をむくのですがもちろんそれも硬くてなかなか大変なのです。さらにその後カボチャを食べる大きさに切ったら面取りをします。面取りはやらなくても料理はできあがりますが、料理に限らず何事もひと手間加えるとなんだかいい気がするのです。手間を加えたからといってそれに気づいてもらえるとか褒めてもらえるなんてことはないので、これもある種の自己満足だよなぁと思うのですが、実際に効果があるといいますか、結果として良いモノができあがりますし。

男性が切ったらそんなに大変じゃないのかもしれないかもしれないなぁと思いつつ下ごしらえを終えました。男性の皆さん、もし奥さまや彼女さんがカボチャの下ごしらえをしていたら交代してあげるとか、料理を食べる時に労いの一言ぜひ…!それか、「美味しい」のとひとことを。嬉しいはずです。あっ…独身貴族の方は、自分で自分にお疲れ様!と、ご褒美のハーゲンダッツでも買っちゃいましょう。

準備ができたカボチャを鍋に敷きつめて煮ていきます。夕ご飯のおかずとしてもお弁当のおかずとしても使いたいので大きさはまちまちです。お出汁とお酒としょうゆと砂糖と蜂蜜を適当に入れて火にかけます。蜂蜜は、お砂糖を入れているときに『そういえば蜂蜜あるじゃん。なかなか使わないし、煮物に使ったらなんか良さそうな気がするから入れてみよ』という思いつきで入れてみました。

弱めの中火で火にかけて、しばらくすると良い香りがしてくるんですよね、煮物って。いい匂いがしてくるまでに待っている時間も好きですが、『んー!いいにおい!』って最初に感じる、この瞬間がとっても好きです。グツグツと煮立ったら弱火にしてさらにくつくつと煮ます。カボチャの色が濃くなり、水分が良い感じに飛んだら火を止めて、冷ましつつ味を染み込ませます。

できあがったら器によそって、食卓へ。写真を撮り忘れ、食べちゃいました。(笑)

今回余った半分のうちの半分はカボチャコロッケに。お弁当用と冷凍用もできて大満足。もう半分はどうしようかな。焼いてカレーに乗せようかな。そうすると余るだろうからバターも牛乳もあるし、スイートポテトならぬスイートパンプキンでも作ろうかな。

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