図々しく「オボイストモデル」の頭に「ことね」の「K」を入れ込んだら「コボイストモデル」になるな。意外と語呂が良い。そして、22.5で作っていただくので「小ボイストモデル」でもあるなあ。なんて、思いついてしまいました。

さてさて、以前の購入決定記事から時間があいたのでどんな靴になるのかザックリとご説明いたしますと…サンプルシューズを送っていただき打ち合わせをした結果、わたしの足は幅広&甲高のようで、ラストから作っていただくということになりました。いわばパターンオーダーとビスポークのハーフ&ハーフという感じです。

じーっくり待とうと思っていたところ、Sewnさんからラストが完成しましたとご連絡をいただきました。

おお…!なんだか不思議な感覚…!

パターンオーダーはしたことがあるのですがビスポークはしたことが無いので、ラストの状態で進捗を教えていただくということがすごく不思議に感じます。今後わたしに似たような足の方がいらっしゃったら流用ということもあるのかな?でもこれは厳密には「オボイストモデル」ではないと言えるし、そもそも女性でパターンオーダーの革靴を買う人は少なそう…などなど、いろんなことが頭に浮かびますが、このラストは今のところ、わたしのためだけのラスト。なんだか一気にすごく特別な感じがします。

試着をしたとき、素敵なものに出会った高揚感を久々に感じたので決して悪い意味ではなく良い意味で、なのですが、完成した姿が想像できないのです。ラストの状態を見ることに慣れていないことやどうしても画面越しでしか確認ができないことで想像が難しいんだろうな。そしてこれも最初に覚えた不思議さの要因のひとつでしょう。

まだ見ぬ未知の新しく素敵なモノができあがることに対するワクワク感がじんわりじんわりと湧いてきています。

半月ほど前に千秋楽を迎えた『ふくはうち』のトリを務めたそろそろさんがSewnさんに行った際にわたしのラストとご対面したそうで、ブログで紹介してくださっています。

まだ小さな『お嬢』のファーストシューズのラストも紹介されているのですが、子どもの足はこんなにも小さいのか…!可愛らしい…!と思う反面、“この靴で歩くことはありませんが” という一節に、成長するのが本当に早いんだなぁ、子供ってすごいなぁとしみじみ。


『子供の可能性は無限大』と耳にしたことがあるけど、本当にそうだよなぁ。

これから出会う人、訪れる場所、そこで出会ったモノや出来事、誰かにかけられた言葉、誰かにされたこと…もう、文字通り全てのコトを通じて、1人の人間が創られていくと思うのです。

体に関しては遺伝というものがあるから多少の限界はあるかもしれないけど、子供たちの心ほどモノコトをフラットに、柔軟に捉えられるものはないんじゃないかなあ。だから子供たちにどんな経験を用意できるか、周りがどんな風に接するか…さっき書いたものの繰り返しになるけど、全てのコト次第で子供の未来は180°変わるんだろうな。そこで、子供たちに経験値を積むための機会を用意するのが大人の仕事なのかな。わたし子供いないけど(笑)

大人は、抗う術はあれど体が成長しきった後は衰えていくし、自分自身に対する考え方も自分の周りのモノやコトに対する考え方、捉え方も凝り固まる。

もちろん、本人の意識次第で柔軟に対応できることもあるけど、歳を重ねれば重ねるほど『前はこうだったから今回もそうだ』『自分がこうなんだから他人もそうだ』と思い込んでしまうことが多い気がするんだよなあ。思い込みが強すぎて、自分の中のモノサシに当てはまらない何かに対峙したらそれに攻撃するような人もいるし、オトナ ってけっこう…いや、かなりダサイなと思うわたくし。

全ての大人がそうだとは言わないけど、そんな大人たちを見て、子供たちは『しょうらいのゆめ』を持つんだよな…、と考えるとせめて自分はダサくない大人になりたいな。

大人って思考も成長もなんだか『止まってる』ように思うんだけど、子供は全てが「進んでる』ようにわたしは感じて、いいな、すごいなと小さな小さなラストを見ていろいろ考えちゃった。


…おかえりなさい。お忘れかもしれませんが、こちらはオボイストモデ…コボイストモデルに関してのブログです。

8月頃に完成予定なのですが、何を一緒に着ようかと、すでに今から考えています。コンパクトなシルエットのスカートと合わせたらとても素敵なバランス、シルエットになりそうだなと思っているのですが、わたしのワードローブには…無い。ということでスカート探しの日々。日本のブランドで素敵なスカートがあったら日本生まれのアイテムという繋がりがあっていいかもと思いついたのですが、なかなか見つかりません。

今のトレンドはまだオーバーサイズなのかなぁ。ゆったりたっぷりしたシルエットのアイテムがトップスとボトムス、共に多い印象なので、もう国内ブランドにこだわらず、オボイストモデルに合うもの、わたしが良いと思うものを探そうとここ数日で心変わりしつつあります。

まだまだ知識や情報が浅いわたしですが、海外の古くからある伝統的なブランドのアイテム達は、流行に左右されていない、意図があるデザインのアイテムや使い手に応えてくれるアイテムが多い気がして、惹かれることが多いので、今回もそうなるのかな。

永く楽しめるもの・満足できるものという大前提のもと、オボイストモデ…あっ、コボイストモデルが完成するまで、合わせるスカート探しが続きそうです。

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