ついにわたしの手に…いや、ここは、足に。オボイストモデルが やってきました。

初めてその存在を知った時は、個人で別注は可能なことだったのか…!と驚いたし、現物を手にした今も本当にすごいことをされているなと感心してしまいます。購入の決め手や届いてからの感想などをオボイストさんのブログ内で『みんなのオボイストモデル』として紹介していただいているのでお読みいただければと思います。こちらではみんオボで書ききれなかったエピソードや気持ちを書いていきます。

愛知県のシューメーカー、Sewn shoe makerの鈴木さんとレザーアイテムプロデューサーになりつつあるファッションブロガー、オボイストさんのタッグにより作られたこの靴。こんなにもシンプルなのに…こんなにもシンプルだからこそ、なのでしょうか、強く心惹かれる美しい靴です。

今まで、どんなに『素敵!!』と強く思ってもメンズ展開のみの靴で、革靴の需要が女性よりも男性に多いことを分かってはいても『男性はいいなあ、わたしの足が大きければよかったのになあ』と何度思ったことか…。そしてオボイストモデルが誕生することを知った当時はメンズのみの展開予定だったため『やっぱりそうか…。』とちょっぴり残念な気持ちでした。

とはいえとっても綺麗な靴。さらに、オボイストさんのブログやインスタで進捗を知ることができたりアンケートで意見を伝えられたりと、いつも諦める靴たちとは違って小さいながらも接点を作れる靴だったので、わたしは履けないとしてもアンケートに参加したり進捗を追って楽しませてもらおうと考えをシフトしていました。

……が!レディース展開が決定!しかも、展開されるとしてもメンズの注文が一旦落ち着いてからかなと予想していたのに対して、まさかの同時展開…!これはかなり嬉しかったです。

当初は旅行がてらビートルで愛知に行って、オボイストさんにお会いしたりSewnさんに直接ご挨拶して足を測っていただいたりするつもりだったのですが、コロナウイルスのせいでそうはいかず、電話やメールで相談しながら作成していただく形になりました。完成までの過程はコチラ

念願のオボイストモデルが届いたのは今月の半ばごろだったのですが、その少し前にビートルを修理に出していたので、ビートルの引き取り日とオボイストモデルの配達日がかぶる事態に。タイミングによっては受け取れないかもしれないと思いつつ仕事から帰ると家の近くに、お届け終わりました感をかもし出す運送会社さんの車が。もしかしてと玄関に走ると、不在票。あわてて運送会社さんの方へ走っていくと、ドライバーさんから「ことねさんですか?」と。もちろん、そうですと答えてオボイストモデルを受けとりました。ドラマか?っていうくらいの完璧なタイミング。こんなことって、あるのねえ。

その後ビートルを迎えに行き、帰宅してから開封。いやぁ、箱を開けた時の、あの香り。何回嗅いでも良いものですね。本当に。

ドキドキの足入れをすると…ビックリするくらいのフィット感。届いた嬉しさとフィット感への感動で、家の中でしばらく履いたまま歩き回っていました。笑

開封後に家の中でルンルンで履きました笑

初めて外を歩いた時にはモキュモキュ、くにゅくにゅという感触に、これがクレープソールか…!と感激。普通に歩いてもクレープソール感を感じるのですが、特に階段を下る時、下の段に体重をかけていく時にくにゅ、という独特の感触をより感じます。足を置いた場所から少し遊びがあるような感じ。今まで体感したことのない感覚なのでとっても新鮮で不思議な履き心地です。

オボイストモデルが届いたらスカートと合わせたいなと思いスカートを買おうと色々調べたり探したりしたのですが好みのものが見つからず、しばらくは手持ちのデニムスカートを合わせるか、パンツを合わせることになりそうです。ひとまず、デニムスカートと。

実は、届く前までは、オボイストモデルが本当にシンプルで綺麗なデザインだからもしかするとわたしのワードローブに組み込むのが難しいかもしれない…と思うことがあったのですが、ブラウンという色のおかげもあってかこんなにカジュアルな組み合わせでもスッと溶け込んでくれて、大活躍間違いなしの一足です。

オボイストモデルとHERZのバッグとの組み合わせ、めちゃくちゃいいな。

shoes:oboist model
jacket:Duffer
knit:GU
skirt:Lee
bag:HERZ
pierce:arancioLeather
necklace:Leather and Silver MOTO

まだパンツと合わせてお出かけをしていないので早く合わせたいのですが…靴磨き専門店 Glayage KYOTOの樺澤さんが磨いてくださった様々なオボイストモデルを見ることができるインスタライブが11月30日の21時からあるので、参加させていただくために預けています。早くパンツと合わせたいワクワクと、樺澤さんの靴磨きへのワクワクで12月が待ち遠しいです。

新たに靴を迎えるのが約3年ぶりだったのですが、素敵な靴を迎えることができた充実感やどんな組み合わせをしようかと考えるワクワク感、これから変化していくシワや色味への期待感…思わず頬が緩む、なんとも表現しがたい幸せを久しぶりに感じていて、オボイストモデルを購入して本当に良かったです。

たくさんたくさん、履いていこうと思います。鈴木さん、オボイストさん、本当にありがとうございました。

「着 弾」への2件のフィードバック

  1. ことねさん、改めましてこの度はオボイストモデルをご購入いただきまして、ありがとうございます♪

    本文中にもありますが、私自身も“個人で別注”なんて考えたこともありませんでしたし、貴重な機会をいただいたSewnと買っていただいたお客様には感謝してもしきれません。

    運命的な配送時のエピソードなど、アンケートではお伺い出来なかった部分まで、お受け取りの時のハッピーな気持ちが伝わってきてますます嬉しくなりました^^ 箱を開けた時の革靴の香り、特別な感じがしますよね!

    自画自賛にはなりますが、装いを選ばない良い靴だと思っております。ことねさんのセンスで、オボイストモデルのポテンシャルがますます発揮されることを祈っています♪

    1. オボイストさん、コメントありがとうございます!

      こちらこそ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。お忙しいお2人で全てのお客様対応をして無事に靴を届けていることを考えると頭が上がりませんし、ただひたすら、凄いなと尊敬しています。本当に、お疲れ様です。そして、ありがとうございます。

      あの香りが本当に好きで、きっとSewnさんのドアを開けるとあの革のいい香りなんだろうなと勝手に想像しています。笑

      樺澤さんの元から帰ってきたら色んな合わせ方をやってみます!
      実は昨日、頭の中のカレンダーが間違っていて、LIVE配信だと思って待機してしまったのですが、今日ですよね!(笑) 夜を楽しみに午後の仕事もがんばってきます!

oboist へ返信する コメントをキャンセル