お財布事情と言われると収支のことかと思いますよね。書けちゃうくらい大富豪だったらいいのですがそうではないのでお財布そのものについての事情をつらつらと書いています。うん、嘘偽りのないタイトルだ。
最初の投稿に靴と車について書くと宣言しつつ書いていないのでちょろりと書くと、ここ最近は脱ぎ履きが楽なローファーばかり履き、車は修理中。去年のクリスマス前から入院しているビートル。早く帰ってきてほしいです。でもちゃんと元気になって帰ってきてほしいので早く帰ってこなくてもいいです。…複雑。
お財布の記事を書いていて気づきましたが今日ご紹介するお財布もシボ感の素敵なお財布です。わたしはシボがある革が好きなのかしら。お財布2つと1番よく使うバッグがシボ革です。靴は…無いなぁ。うーん、、、シボ革好きと言うのにはアイテムが足りませんね。話を盛ってすみません。さて、本題。シボ革が好きな傾向にあるわたしのお気に入りのお財布2つめはN25(エヌ ニジュウゴ)のがま口ウォレットです。雑誌に載っていることもあるので、もしかすると見かけたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。わたしが使っているのはウォレットバッグとしても使える少し大きめサイズのモデルです。取扱店のサイトを見るとポシェットと記載されていました。
注文する時に何色のどんなレザーを使うのか、ポシェットに付属するジップポケット付きカードケースのレザーは何にするのか、真鍮部分のデザインはどうするのか、自分の好みに合わせて選ぶことができました。そしてその希望に沿って職人さんが制作に取り掛かってくださるので後日受け取りに行くか、発送のどちらかで受け取りとなります。クリスマス前などの繁忙期などは注文が多いらしく、時期によって納品までにかかる日数に差があるそうです。わたしが注文した際は2〜3ヶ月ほどかかると思いますと言われたのでそのつもりで待っていましたが、年末に注文して翌年2月の頭に納品となったのでかなり早かったです。お店の方も早かったですねと少し驚いていた様子だったのでタイミングが良かったのかもしれません。プレゼントに、と考えている方がもしいらっしゃったら早めに注文しておくのが安心だと思います。
今回のアイテムは思っていたより早く手にすることができましたが、自分が気に入った物を待つ時間、たまりませんね。注文してすぐはまだだと分かっているので 『楽しみだな〜』 くらいの心持ちですが、伝えられた時期が近づくと 『まだかな、そろそろかな、家に帰ったら届いてるかな、電話きてないかな』 とそわそわしてしまいます。そのそわそわを経ての、家族から『何か荷物届いてるよ』というLINEや登録していない固定電話からの着信の嬉しさったらありません。
キタ!!!!!今日は絶対定時で帰る!!!!!
と心に決める瞬間です。……でもそうゆう日に限ってイレギュラーが発生して結局は残業して帰ることになるのよね、大概。素敵なご褒美があるから頑張りなさいねってことなのかしら。神様って厳しいわ。
ポシェットの中は“N25”の刻印が入った真鍮プレートを付けた仕切りによって部屋が大きめに分かれています。付属のカードケースをあえてお家にお留守番をさせるとお金と一緒にスマホやタバコも入れることができるので、なるべく荷物を小さく、少なくしたい時にもってこいです。レジャー施設に行く際や、旅行の際のサブバッグとして重宝します。
女性的視点での話をすると、化粧直し用の小さな化粧ポーチが荷物を少なくしたい時の〈持っていきたいけど持っていきたくない〉もどかしい敵となるわけですが、外で活動する時のことを考えてみるとリップとファンデーション(又はあぶらとり紙又は両方)があればよほどのことがない限り充分です(崩れ具合やお化粧に対しての意識等で個人差があるので絶対とは言えませんが)。この2〜3点くらいならお金やハンカチ、ティッシュなどが一緒でもポシェットで持ち運びができるのでとても使い勝手がいいです。オススメです。
真鍮のチェーンは取り外しができるのでポシェットとしても、お財布としても、ポーチとしても使うことができます。チェーンとポシェットを繋ぐ部分は中に折りたたむことができるのでポシェットとしても使えることが分からないくらいスッキリします。下の写真ではチェーンをしまわずにポシェットの下に隠しているのでちらりと見えている部分がありますが、本当は何も出っ張っていない状態で使うことができます。
商品のサイトと注文時の伝票を確認したところポシェット本体はイタリアのタンナー、バダラッシィ・カルロ社のミネルバボックスのピンク。店頭で注文する際にサンプルのハギレを見ながら決めましたが、サイトから見ると記載が無い色でした。店頭とオンラインサイトで購入する場合は選択肢が違うのかもしれません。中の仕切りとカードケースはエルバマットのキナリ。真鍮のチェーンは100cm。
2019年の2月に手元に届いてからまだ1年程しか経っていない上に出番は休日しかありませんが、使う時には外にいる時間が長いことが多かったのでここまで色が濃くなったのかな、と改めて見ていると感じます。革の特性もあるんだろうなと思いますが今までノーメンテなのに関わらずかなり好みな変化をしてくれているので傷やひどい乾燥などがない限りはこのまま使っていこうと思います。