車や靴のことを書くと言い残しておきながらどちらのことでもなくお財布の話です。サムネは全く関係のないIKEAの箸置きです。

テレビでたまに目にする『ますかけ線』。天下取りの手相らしく、織田信長や徳川家康などがそうだったらしいです。…何を元にますかけ線だったことが分かったんだろう。手形が残っていたとしても本当にその人の手形なのか定かではないし、手相が分かるほど綺麗に残っているとも思えないし、不思議ではありますが本当にそうだったのなら自分の手がちょびっと誇らしくなります。

調べてみると政治家の小泉純一郎氏、漫画家の手塚治虫さん、芸能界では明石家さんまさん、元SMAPの木村拓哉さんなどなど…すごい!ってなる方々の名前が出てきました。さらに、両手にますかけ線があるのがダウンタウンの浜ちゃんこと浜田雅功さんや、福山雅治さん、芦田愛菜ちゃんだそう。天下取りの相にふさわしい名前が連なりますね。

かく言うわたしもますかけ線を両手に持っているのですが、天下を取れる気配は全くもって、微塵にも、これっぽっちも感じません。何もせず天下を取ろうだなんて考えが甘いのですが。わたしにハマるものを見つけたいです。

あっ、財布。

イタリアンカウレザーのイエロー。
買った当時のわたしはロゴを背面にして記念撮影をしたようだ…

MOTORATORYのL字ウォレット。2017年の秋に島根県から関東へ戻って来つつ旅行をした際、鳥取県のMOTOSTYLE-STORE 721へ寄り購入したもの。それまではジップをジジジジ…とお財布の辺に沿って動かすのを煩わしく感じて、ボタンでパチっと開け閉めするお財布をずっと使っていたのでジップタイプのお財布を買うつもりは無くお店を覗いたのですが、縦10cm×横18cmという長財布にしては少しコンパクトなサイズ感と『使っているとジップに慣れて違和感なく使えますよ』という店員さんのひとことによりアッサリ乗り換え。

ハイブランドのお財布などにも使われていてシワがつきにくく色が変化(褪色)しにくいんですよ、と店員さんから説明をいただいたシュランケンカーフのお財布がもつ綺麗かつ堅牢な雰囲気や色鮮やかさに心を揺さぶられましたが(今でもオンラインストアなどを覗いて画面越しに心揺さぶられる)、この綺麗さはわたしにはまだ早いという気持ちとイエローの経年変化への好奇心からシボ感の素敵なイタリアンカウレザーを選ぶことにしました。

Before写真のクオリティはともかく、
数年前のわたしが気になっていた経年変化。
良いじゃないの。

先ほど書いたように、このお財布は少し小ぶりな長財布。小銭やらカードやらをぽいぽい入れていくとあーっという間にぱつんぱつんになってしまうのです。そのため小銭入れを一緒に使っています。

『ええ、めんどくさ』『財布2つになってるじゃん、長財布がコンパクトな意味…』

と思う人もいるかもしれません。なんならその通りです。もはや完全にその通りです。でも、長財布買う前に素敵な小銭入れ買ってたんだもん。小銭入れ使いたかったんだもん。だから、いいんです。

ほら、素敵でしょう?

レザーバッグやアクセサリーを作っているarancioLeatherの小銭入れ。 存在感がありつつ主張しすぎることのない赤色がとてもお気に入りです。買った当初から素敵な色だなと思っていましたが、3年目らしい深い赤色に変化しボタンのアタリも出てさらに素敵になりました。 小銭入れ内部のデザインを写真に収め忘れましたが開くと差し色の青がとっても素敵なんです(リンク先の6枚目をご覧ください)。あっ、右下にキズもある。お手入れしないとですね。 arancioLeatherのピアスをいくつか持っているのですが、他では見かけない色づかいや大きさがとってもお気に入りです。昨年末にとても欲しかったサイズのミニバッグも仲間入りしたので後日記事になると思います。いつになるかはわたしにも分かりません。わたしの気分とさじ加減というやつです。やる気あるのか、とツッコミがありそうな、はたまた無さそうな気もしますがやる気があるのかと聞かれたら はい!あります! とは言えません。ゴリゴリにやる気があるわけではないのです。ブログをゴリゴリに書いている人はむしろ少ないのかもしれないですね。調べたことはないのでわたしの勝手な推測ですが。わたしにとってブログは自分の希望や趣味の延長上を見ていったら、たまたまそれがあった、というだけなのでゆるりと続けていきます。正直なところいつ飽きるのか自分自身にヒヤヒヤしていますが、素敵なものを身に着けていられる限りは書いていけると自分自身を信じています。

もうひとつ素敵なお財布があるので、また、今度。

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